神の国、第一巻 cover
Angelology and the Angelic Fall

神の国、第一巻

ローマが燃える中、アウグスティヌスは異教徒の非難に応えて、神の都と地上の都という二つの都市に関する広範な神学を提唱し、歴史そのものの意味を再解釈して、真の神の都を帝国ではなく、永遠の至福を目指す魂の交わりの中に見出した。

Augustine, of Hippo, Saint · 2014 · 192 min

アウグスティヌスは、ポルフュリオスがいくつかの点においてプラトンの教説を修正したことを指摘する。すなわち、彼は人間の魂が動物の体へと転生することを拒み、浄化されし魂は父のもとへと帰って二度と物質的な汚濁に巻き込まれないと主張した。これらの修正は、ポルフュリオスが真理を認識すればプラトンを更正する用意があったことを示している。しかし、彼はキリスト教が与えるはるかに大きな更正を受け入れることを拒んだ。彼は、神に到達するためには恵みがわずかな者に与分析されること、人間の徳だけでは魂の昇天には不十分であることを認めた。彼は遥か遠くから祝福の国を眺めたが、そこに入る道を知らなかった。

こうしてアウグスティヌスは、救いの普遍的道に関する議論の頂点に達する。ポルフュリオスは、魂の帰還についての著作の末尾近くで、いかなる教説体系も救いの普遍的な道を提供していないことを告白した――最も真なる哲学からも、インドの知恵からも、カルデア人の論理学からも、あるいは他のいかなる源泉からも。彼はこのような道が必ず存在しなければならないことを認めた。なにぶん神の摂理は人類を救済の手段なしに放置しないからである。しかし、それが彼の知識とならなかったことを嘆いた。アウグスティヌスはこの普遍的道を特定する。それはイエス・キリストにおける神の恵みであり、すべての国民に宣べ伝えられ、不死への備えとして人間全体を浄化する道である。この道はアブラハムの時に約束された。 神が彼の胤においてすべての国民が祝福されるであろうと宣べられたからである。これは預言者たちによって予言された。彼らは主の家の山が立てられ、すべての国民がそこに流れて来ると告げた。キリストご自身clarifiedされた――私は道であり、真理であり、生命であると。この道は某一民族に独占されるものではなく、すべての民族に普遍的に提供される。

ポルフュリオスが受肉に対して盲目であったことの理由は、彼の傲慢に求められる。彼は受肉を受け入れることができなかった。なぜならば、それは余りに謙遜に、余りに低劣に、神の尊厳に値しないと思われたからである。しかし、彼が軽蔑したまさにその特質――処女降誕、苦しめられたこと、死、身体の復活――こそ、哲学が決して達成し得なかったことを神が成就した手段である。すなわち、魂と身体とともに人間全体の浄化と贖いである。媒介者は人間の本性の全体を引き受け、それを全面的に医治するために来た。他の救いの道は過去にも存在しなかった现在にも存在せず、今後も決して存在しないであろう。すべての時代の義人の魂――律法前に生きた者たち、律法の下にあった者たち、福音を接受了者たち――は、この一人の媒介者、この一人の贖罪、この一つの普遍的道をとおして、救われ、また救われている。

アウグスティヌスは、本書の結論において、著作の次の主要な区分への移行を示唆する。偽りの神々を神聖な都の創始者よりも好む者たちの異論を論駁した後、彼は次に、二つの都――神の都と地上的な都――の起源、発展、予定された終結について論じる準備をしている。この二つの都は現在の時代には混ざり合っているが、最後の審判においては分離される。議論は、真の礼拝は唯一のまことの神のみに帰すべきであること、聖なる天使たちは私たちを彼らではなく神へと導くこと、聖書の奇跡はこの礼拝を認証すること、そしてキリストのみが救いの普遍的道であることを確立した。この基盤の上に、著作の残りの部分は築かれる。二つの都の歴史がその起源からその究極の運命までたどられることになる。

偽りの神々を唯一の真の神よりも上位に置こうとする者たちへの反駁を終え、キリストだけがすべての民と時代にとって普遍的な救いの道であることを確認した後、アウグスティヌスは彼の偉大な著作の建設的な部分の基盤を築いた。彼は今、防御から解説へと転換し、神の都と地上の都という二つの都市の起源、歴史的展開、そして最終的な運命を、その根本からたどることを企てる。この探究は人間の歴史ではなく、天使的な創造をもって始まる、なぜなら二つの社会の種子が、まず天使たちの異なる選択の中にまかれるからである。

最初の十巻が完了し——これらの巻は神の都の敵たちを論駁し、ローマの神々とその哲学的擁護者たちの偽りの主張に対して真の宗教を守ることに捧げられていた——アウグスティヌスは今、彼の著作の第二にしてより建設的な部分へと転換する。この新しい区分では、地上の都と天上の都という二つの都市の起源、歴史的展開、そして最終的な運命を扱う。この二つの社会は現在世界に混合しており、最終審判においてのみ分離されることになる。その目的は神学的であり牧会的である:信者たちに真の市民権について教え、永远の故郷へと他们的 affection を向けるためである。

神の都は、神聖な起源によってすべての人間の著作を凌駕する聖書の最高の権威によって証されている。アウグスティヌスは詩篇を引用する:「神の都について汝に関し輝き満ちたることが語られる」「主はまことに大いなる者にして、われらの神の都の中に褒めたたえるべきかな」。これらの証言は信者たちにこの都への愛とその市民権への願いを注ぎ込んだ。その創始者は唯一の真の神、「神々の神」——錯誤して惑わされた凡人からだまっても神聖な栄誉を渇望する偽りかつ誇り高き神々ではなく、御自分を彼の主権的な支配に身を委ねる聖なる靈たちの神である。地上の都の市民たちは、対照的に、自分たちの神々——真の神の敵である悪霊——を好み、自我愛と誇りに基づいて生きる。

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