『神の都』は、キリスト教がローマを滅ぼしたという非難に応えて13年にわたって書かれた、アウグスティヌスの神学的防御と構築の傑作である。この第一巻は、伝統的な信仰が地上的な繁栄や永遠の幸福を約束するという異教徒の主張を粉砕する前十書の持続的な反駁を含み、それに続いて第十一書から第十三書において、彼の肯定的ビジョンの始まりを示す。ここで彼は、二つの社会的秩序の起源を天使たちの原初的な分かれへと遡る。現れるのは単なるキリスト教への弁明ではなく、帝国の運命を創造から堕落、通过そして最終的な審判へと広がる唯一絶対神の見えない摂理に服属させる歴史哲学である。
人における三位一体の像
人間の性は三位一体の像を帯びている。心のうちで、アウグスティヌスは存在、認識、愛の三位一体を見出す。私たちは確かに存在し、存在を知っており、この存在と知識喜爱的。この三つは内的、精神的、疑いようのないものである。外部のものについて欺かれていても、欺かれていれば私たちは存在するということを欺かれることはない。魂におけるこの三位一体は、神聖な三位一体の痕跡である。
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